PTAとか子供会とかいるいらない?子供達の未来は・・・
PTAとか子供会とかいるとかいらないとか。必要とか必要ないとか。
やりたいとかやりたくないとか・・・・・・
すべて子供達の為、子供達の未来の為に今回考えてみた。
話はちょっと逸れる
ある日、近所の中高一貫の進学校の前で信号待ちをしていると
フェンスで囲まれたテニス場くらいの広さのとこで、
男の子二人がキャッチボールをしていた。
一人の男の子が、もう一人の男の子に向かってボールを投げた。
ガシャ〜ン!
ボールは男の子の頭の遥か上を通り過ぎ、フェンスに当たった。
そのボールを拾い上げると、今度はその子がボールを相手に投げ返した。
ガシャ〜ン!
またも、投げたボールは遥か頭上を越え、反対のフェンスに当たった。
僕の信号が変わるまで、一度たりとも相手のグローブにボールがおさまることはなかった。
たぶん、これに懲りて、あの子たちは二度とキャッチボールをしないだろうなと思った。
また他の日、
河原で子供と遊んでいると
一組のカップルが隣にやってきた。
女の子が男の子に向かって、
川に石投げて、何段はねかえるかやってみてと。
男の子は「よぉ〜し、見といてよ!」と言って石を川に投げた。
ボトン
石は一回もはずまず、そのまま川に落ちていった・・・・
「ウケる〜」彼女が笑った。
その後も何回か挑戦していたが彼氏の石が水の上を跳ねる事は一度たりともなかった。
子供が少ないから子供会がない町内もある
子供会が主催しているソフトボール大会がはじまった。
しかし、うちの町内の子供会にはソフトボールチームがない。
仕方ないので、よその町内のソフトボールチームに入れてもらった。
そこの町内のソフトボールチームも9人ぎりぎりらしい。
なので、他の町内の子供会に連絡してやりたい子供がいたら自由に参加していいよということだった。
それでかき集めても10数人。
まともにソフトボールができる子は3〜4人ってとこ。
昔々の話になるけど、僕の子供の頃は各町内に1チーム、
子供の多い団地やマンションでは2チームあるとこもあった。
それが今では学区で1チーム作るのがやっとのこと。
それも仕方なく、町内によっては子供会がない所があるので、
子供にソフトボールの大会があるから練習しに来る?の連絡さえいかない。
当然子供会参加行事はすべてなし。
学区の運動会にもその町内は参加できない。
これも時代の流れなのか・・・・
聞けば、最低人数クリアしなければ子供会が作れないというルールも存在すると。
あとは、まぁ子供会の役員がやりたくないから作らないのもまぁあるらしい。
うちの子供も、学校から帰ってくるとすぐゲームをやっている。
土日なんかほかっておいたら、朝から晩までゲームをしている。
ゲーム以外の経験をさせようとおもっても、
大人数でしかできないソフトボールなんかは、子供会でしか経験できない。
もちろんお金を払ってどこかのチームに所属すれば可能だが
全員が全員そういう環境ではないと思う。
キャッチボールも野球のルールも知らない子供達
キャッチボールも野球のルールも知らない子供達がいいか悪いかはわからない。
別に生きていくのに、必要かと言えばそうではないから。
ただ、いろんな事に興味を持つきっかけにはなるのではないかと思う。
低学年で経験していれば、高学年の時の部活でやってみたいとも思うだろう。
自分がそうだったから、子供達にも同じような経験をさせてあげたいと思っても
もうそういう時代ではないのかもしれない。
うちの子供がお世話になっている町内のソフトボールチームにお手伝いに来ているお父さんたちを見たら
みんながみんな野球経験者じゃないことに驚いた。
すべては町内のため、子供達のため。
正直頭がさがった。
そしてPTA会長として何かお役に立てる事はないかと思った。
やりたいやつらがやればいい。
そういう考えのお父さんお母さんもいるだろう。
PTAももちろんそうだ。それでもいいと思う。
だけど、子供の為になることは、できる限りバックアップしてあげて欲しいと
野球が苦手そうなお父さんが子供の為におニューのグローブを持って球拾いしている姿を見てそう思った。